リノベ屋ガイドライン

本ページは、リノベ屋の思想・構造・責任範囲を明文化した運用指針です。
安全で誠実なCMS構築のため、必ず内容をご確認の上ご依頼ください。

1️⃣ 理念と使命

リノベ屋は、単なるサイト制作ではありません。 それは、**「思想を形にする」**という理念を掲げ、依頼者の「想い」を最大限に具現化する職人集団です。
リノベ屋が行うのは、物理的な「構築」ではなく、精神的な「翻訳」作業。 「コードは思想の延長線に過ぎない」と考え、クライアントの理念をそのままWEB上で息を吹き込むお手伝いをします。

🔥 スローガン

「ページとは思想の容器であり、我々はその容器を焼き、思想を具現化する。」

— リノベ屋 製作チーム

**「Code in JAPAN.」** リノベ屋は、流行や一般的なテンプレートに頼ることなく、 **日本の職人技と構造美で語るWEBサイト**を提供します。 すべてのサイトは、**“思想”が先に生まれ、**それを翻訳して形にすることで完成します。 リノベ屋に依頼することで、クライアントの想いが永続的に刻まれることを確約します。

🚀 使命と目的

  • 思想・理念を明確にし、それをWEB上に“息づく形”で表現。
  • クライアントの“わがまま”を構文化し、無理難題を出来る限り可能にする。
  • 構造設計を根本から見直し、無駄を削ぎ落とした“思考の器”を提供。
  • 一度作り上げた思想は、永続的に再構成可能な形で保存し続ける。

🔑 理念:思想9割、コーディング1割

リノベ屋の核は「思想」だと確信しています。 **ページはただの情報ではなく、クライアントの思想を体現した“生きた作品”であるべき**です。 我々が提供するのは、ただのコードやデザインではなく、クライアントの精神・想いを反映させた「構造」です。 この理念が、リノベ屋を他の制作会社と一線を画す理由です。

コーディングはあくまで手段であり、**思想の“炎”を維持するための“燃料”**に過ぎません。 コーディングは必要最小限、**思想を最も強調できる構造のデザイン**を最優先にします。

🌍 使命の背景:不安定な世界に思想を灯す

近年、WEBの世界では「流行」と「便利さ」が先行し、本当の“思想”が抜け落ちている場合が多いです。 **リノベ屋は、これらの表面的な流行を超えて、深い思想を“構造美”として表現します。** クライアントの理念を現代のWEB環境に合った形で表現することで、 世界に確かな価値を“刻み込み続ける”ことが私たちの使命です。

「思想を焼く、構造を作る。
それがリノベ屋の信念であり、価値である。」

2️⃣ 適用範囲と責任線引き

基本対応として:ECサイト本体(決済・返金・在庫・顧客管理)は制作対象に含めない。 必要な場合は、外部サービスへ接続(リンク/埋め込み/読み取り表示)までを行う。ここが原点であり、以降の線引きも同様に適用する。

項目 取扱 理由/備考
UI/情報設計/CMS(自前DB) ✅ 対象 思想・構造・表現=リノベ屋の守備範囲
問い合わせ/申込フォーム(連絡用) ✅ 対象 必要最小限の項目のみ取得(個人情報ミニマム)
決済・課金・返金・在庫・配送管理 ❌ 非対象 法務/金融/業務システム領域のため
会計・税務処理/請求書自動発行 ❌ 非対象 専門サービスへ委任(CSV出力まで推奨)
外部EC・決済への接続(例:公式EC、Stripe/PayPal) ⚠️ 対応可(片方向) リンク/埋め込み/読取表示のみ。双方向更新は行わない

🟢 リノベ屋がやること

  • 思想の構築構文化(情報設計・UI・文体トーン)
  • 自前CMS/投稿・履歴など“自己記録”のDB実装
  • 申込・問い合わせフォーム(最小項目)
  • 外部EC・決済への片方向接続(リンク/読取表示)
  • CSVエクスポート等の“外部サービスへ渡すための橋”

🔴 リノベ屋がやらないこと

  • 決済・課金・返金・在庫・配送・顧客台帳の保持/運用
  • 会計・税務・請求書自動発行などの業務システム開発
  • 個人情報・金融情報のサイト内保存(非保持原則)
  • 外部APIとの双方向同期(更新/書き込み)
  • 管理権限の恒久保持(納品=鍵の返還が原則)

🔐 外部連携とAPI運用原則

  • 非保持原則: 金額・在庫・カード等の敏感情報はサイト内に保存しない
  • 非同期原則: 外部との同期は読み取り(表示)のみ。書き込みは行わない
  • 立ち会い原則: APIキー設定や取得範囲の決定は、用途明示+クライアント立ち会いで実施
  • 片方向誘導: 購入・決済・手続きは公式EC/外部SaaSに誘導して完了させる

責任(リノベ屋)

  • 制作物の構造品質(UI/UX・表示・自前DBの範囲)
  • 外部連携の設定方法の提示と導線設計
  • 納品前の表示確認・基本的な不具合修正

責任(クライアント)

  • 決済・返金・在庫・顧客情報の管理(外部サービス側)
  • 会計・税務に関する処理と法令順守
  • 外部SaaSの運用・契約・規約遵守・費用負担

📌 申込前の同意事項(フォームで必須チェック)

  • EC・決済・返金・在庫・顧客管理は外部サービスで行う方針に同意します。
  • 当サイトでは個人情報・金融情報を保存しない“非保持原則”に同意します。
  • 外部連携は片方向(表示/誘導中心)であり、双方向更新を求めないことに同意します。
  • 管理情報(ID/パス/APIキー)は納品時に返還され、保守契約がない限り制作側に保持されないことに同意します。
「構造の中に責任を入れない。境界を明確にしてこそ、自由が保てる。」

3️⃣ 管理区分とアクセス権

ドメイン・サーバー・データベースの管理は、 「所有=責任=アクセス権」が一致して初めて安全に運用できる。 どこまで触れるかを明確にし、あいまいな共有状態を避ける。 リノベ屋では、構築者とクライアントの双方が安心して運用できるよう、管理範囲を以下の原則で区分する。

🔰 管理責任の基本原則

  • 契約名義・決済手段・所有者が一致する範囲で管理を行う。
  • アクセス権を持つ者は、その瞬間に責任も同時に持つ。
  • 第三者・代理運用・共有IDは禁止。個別IDでの運用を原則とする。
  • 作業内容・変更箇所・作業時間を記録し、透明な管理を徹底する。

🤝 共有管理(構築者+クライアント)

  • アクセス範囲を明示(閲覧/更新/設定変更など)。
  • 管理期間を明確化(納品前・保守契約期間など)。
  • 作業内容に応じて立ち会い確認を実施。
  • 誤操作・情報流出のリスクを共有し、責任を明文化。

※ 双方向アクセスは便利な一方で、リスクを伴う。
許可は双方の事前合意があってのみ有効。

🔑 クライアント専有管理

  • 納品完了後、ID・パスワード・APIキーはすべてクライアントに返還。
  • 構築者は情報を保持・保管しない。
  • 保守契約がある場合のみ例外的に一時保持可(契約範囲内に限定)。

納品=鍵の返還。
サイトはクライアントの所有物であり、構築者は“手を離す”ことで責任を果たす。

⏳ 制作者一時管理(移設・動作確認など)

  • クライアントの事前承諾のもとでのみアクセス可能。
  • 操作範囲・時刻・内容を記録に残す。
  • 作業後は接続情報を即削除(保持禁止)。
  • 「触れる=責任を持つ」の原則を徹底する。

🌐 第三者委託・外部連携

  • 使用するAPI・連携元・接続方式を明示。
  • 取得データの範囲・保持期間をクライアントに開示。
  • 責任主体(情報漏洩時の対応含む)を明確化。
  • 外部業者・AI連携を行う際はクライアントの書面承諾を必須とする。
「火を点けるのは構築者。火を守るのはクライアント。
双方の理解と合意の上で、サイトという生命線は安全に燃え続ける。」

4️⃣ 明朗会計と制作思想

「安さの理由は、手を抜くことではなく、構造を知っているから。」 リノベ屋の制作体制は、分業を減らし、構造理解を高めることで最適化されています。 一般的には3〜5人で分担する工程を、1〜2名で完結できる設計思想が基盤です。 つまり「人を減らす」のではなく、「人がやるべき無駄を減らす」仕組みです。

工程 一般的制作会社 リノベ屋の制作
企画・設計 ディレクター1日 技術設計兼任/半日
デザイン デザイナー2〜3日 UI再利用で1日
コーディング エンジニア3〜5日 CMS自動展開(バイブコーディング)で1〜2日
CMS設定 CMS担当2日 統合構文記述で0.5〜1日
テスト・納品 チーム1日 一貫制御で0.5日

結果として、総作業時間は 約30〜40時間(通常の半分)。 品質を落とさず、むしろ思想と構造の整合で安定性を高めています。

🧠 制作思想とスタンス

  • 「安い」は手抜きではなく、構造最適化の結果。
  • 「見積り」ではなく、「脳内工程表」をそのまま提示する。
  • 利益率・工程・構造をすべて開示可能。隠すほどの要素はない。
  • クライアントが納得するまで構造的説明を行う。
  • 修正依頼にも即応可能(制作者=設計者の一貫制御)。
項目 リノベ屋基準 意味
品質 維持または向上 構文化構造によりブレを防止
工期 約1〜2週間 内製・自動化によるスピード化
単価 約¥200,000前後 労働対価ではなく構造対価
維持費 ¥5,000〜¥10,000/月 保守簡略化+安定運用

🌕 強み:透明性 × 技術精度

  • 工程・構造・費用をすべて明示。
  • どの段階を見られても破綻しない構造。クライアントの目の前で作業できます。
  • 技術そのものが成果物であり、ブランド。

🌑 スタンス:思想で納得

  • 「値段で迷う人は他所へ。」— 構造を見抜ける人へ。
  • 「安くしたら薄くなる。厚みは思想と構造に宿る。」
  • 「不透明さが不信を生むなら、透明すぎるぐらいでちょうどいい。」
「他社は“見積り”を出す。うちは“脳内の工程表”を出す。
構造で請求し、思想で納得してもらう場所 — それがリノベ屋。」

Code in JAPAN.

テンプレートではなく思想を焼き、構造を刻む。
本ガイドラインに基づき、誠実な創造の火をともに守ります。

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